よくある失敗談としてお聞きするのは、
・住んでみたら間取りが使いにくかった
・設備の不具合によるトラブル
・上下階や道路などの騒音トラブル
ですね。
間取りについては、内覧時にエージェントの意見を聞いておくことが大切です。
騒音については、例えば休日にしか物件を見に行っていなかったために、平日の交通量(音)が多いことに気づかなかった。平日はトラックが走っていて、騒がしくなることがある、といった誤算によるもので、事前に防ぐことができる後悔です。購入前にかならず時間帯や曜日を変えてチェックするようにしましょう。
また、購入したあとに水回りなどで故障がでてくる、というケースもあります。通常の売買契約であれば7日間は瑕疵担保責任の範囲で売主に請求が可能な場合がありますが、期限を過ぎてしまってからは、自費で修理しなければなりません。設備が古い場合(10年以上目安)は、自分たちが住み始めてから取り替える必要があることも考慮して購入しましょう。
加えて、家の買い方については、住宅ローンを急いで決めてしまった方は、もっとよい条件のものがあったのに!とあとから後悔される方もいらっしゃいます。事前審査は簡単に出せますので、契約後に急いで決めるのではなく、物件が絞れた頃から3つ以上の銀行を比較検討して早めに審査を出しておくとよいでしょう。