マンション購入の値引き交渉って可能なの?上手な交渉方法を教えて。

マンション購入
山口幸夫

山口幸夫

不動産歴20年以上、延べ400組以上のお客様の家探しをお手伝いしてきたベテランエージェント。冷静かつ慎重な資金計画の提案や、資産形成としての住宅購入のアドバイスも行う。家を買うのが初めてで不安が多いお客様からも評価が高い。【このエージェントに住宅相談する】

中古マンションの交渉は可能です
上手な交渉方法としては、まず物件の売却理由を把握することが重要ですね。

急いで売りたいのか、高く売りたいのかによって、交渉の仕方はまったく異なります。 直接売主の方に売却理由を聞くことはあまりなく、基本はエージェントを介して売主さんにヒアリングをかけてもらいましょう。
売りたい期限が迫っている物件は多少安くても速く売って安心したいという気持ちが働きますから、交渉の余地があるといえるでしょう。 さらに、売主の方は交渉に積極的なわけではないので、買おうと決めたら買える人間であることを伝えるために早めに事前審査を通して証明しておくことも大事です。

また、価格交渉において、こちら側の交渉理由を明確に添えることも大切です。例えば、室内コンディション状況からリフォームが必要な場合に「購入したいが、プラスの費用がかかるので、、、」など、やんわりと売主様への配慮も持って伝えることが重要です。価格交渉の可否判断、そして実際の交渉は、エージェントの力の見せ所ともいえます。

またこれは裏技ですが、売主の方を仲介している仲介会社が、会社として契約成立を急いでいる場合もあります。月内契約、早期の引き渡しなどのメリットをつくって味方にする方法もありますので、よくよくパートナーのエージェントと作戦をたてて挑みましょう。

関連するみんなの相談

人気の相談 Top5

わが家にとってベストなエリアはどう選べばいいの?

エリア選びは難しいですよね。 まずはじめに、家探しは「エリア・予算・広さ」の3点の中でバランスをとることが大事だと言われています。選択肢を広げすぎるとかえって悩んでしまい決められないことが多いため、ご自身の知っているエリアや最初に想定していたエリアで、この3つのバランスが成り立つのであれば無理にエリアを広げる必要はありません。 そのうえで、予算と広さの希望をかなえるために、「エリアを広げて探してみよう」という場合は以下のように探してみることをおすすめします。 優先したい暮らしの条件を挙げてみる(職場へのアクセス、教育環境、緑、資産性など)上記の中でざっくりとでも、優先順位を決める上記がかなえられるエリアを、交通アクセスなら路線、資産性であれば再開発のエリアや複数路線が走っているところなどから探していく エリアに詳しくなく、③が難しい場合は、希望のエリアイメージをAgentlyで伝えてみると、提案がもらえるので試してみてくださいね。

TsutomuNarisawaのプロフィール写真成澤勉

マンションを買うのにベストな時期はいつ?

一般に、家探しシーズンといわれる1〜3月は物件の流通量が多くなりますので、「買う時期」というよりも、「家探しをスタートする時期」としてぴったりなのは年明けからだと言われています。 ですが、それ以外の時期にいい物件が出ない、というわけでは決してありません。 住宅購入は大きな買い物ですから、思い立った時にまずは相談からはじめて、じっくりと情報収集していただくことをおすすめします。 中古マンションでは、市場に出た個人や企業が持っている物件を購入する形となります。家を売る理由は本当にさまざまですので、いい物件が出る時期は読めないうえに、一度市場に出たら数日でとられてしまうようなこともあります。「こんな条件が出たら買おう!」と事前に決めておくことが大事です。 また、新築マンションの場合は、売り主はマンションを建てたデベロッパーであることがほとんどです。その会社の決算期が近くなると家具や家電などのキャンペーンが増えることがありますが、最近では新築の供給自体が減っておりいい住戸は早めに売り切れてしまうこともありますので、ほしい物件であれば時期を気にせず早めに問い合わせてみることをおすすめします。

NatsuoWatanabeのプロフィール写真渡邊夏男

マンション購入の頭金の決め方は?目安はあるの?

昔と違い、現在は頭金は0円でも購入できます。目安はありませんが、自営業や経営者の方は1割や2割の準備を必須とする金融機関もあります。 頭金0円の場合 メリット:手元に現金を多く残せるデメリット:金利が高くなる可能性がある、住宅ローンの借入額が多くなるため支払う利息も多くなる 頭金を入れる場合 メリット:支払う利息が少なくなる、借入額が少なくなるため審査が通りやすくなるデメリット:手元に残る現金が減る 今は空前の低金利の時代ですから、無理に頭金を多く入れる必要はありません。頭金を入れることに拘り、その後緊急時に手元に現金がなく別の借り入れをしてしまうのでは本末転倒です。 また、頭金は最低限にして、残った現金を運用したほうが、頭金を入れて利息を浮かせるよりも得になる場合もあるので、ファイナンシャルプランナーなどにライフプランから資金計画を相談するとよいでしょう。

Ryomizuchiのプロフィール写真水智崚