中古マンション・中古戸建ての場合、探し始めから引き渡しまでのスケジュールは、意外とスピーディーです。
■家探しの前準備
・予算や資金計画を決める
・物件の条件を決める
・SUUMOなどで気になる物件をリストアップし、相場観をつかむ
■物件の内覧
・候補物件の内覧(2〜3物件程度見ることが多い)
■申し込み〜契約(1週間〜1ヶ月程度)
・売主へ買付申込書を提出(内覧に行った即日に送るケースも)
・売主と合意がとれたら契約日の設定へ
・住宅ローンの仮審査を済ませる(数日〜2週間)
・売買契約を締結する
・売主との間で決済日(引き渡しの日)を決める
・住宅ローンの本審査を通し、住宅ローン契約を進める(1週間〜3週間)
・決済日に、金融機関にて物件代金の支払いと、引き渡しをおこなう
特に慌ただしくなるのが、買付の申込みをしてから決済までの期間です。
住宅ローンの本審査のために金融機関に行ったり、源泉徴収票や確定申告書などの審査書類を集めたり、対面で決済をしたりなど、手続きも増えていきます。税務署など、平日に時間をつくって取りに行かなければならないケースもあるため、あらかじめ用意しておくものをエージェントに確認しておくとスムーズでしょう。
また、余談ですが内覧については必ず意思決定をおこなう方全員(ご夫婦ならばお二人揃って)で行く、もしくは一緒に見に行こう、と思えるような物件をまず見つけることをおすすめします。
物件をご夫婦のどちらかが気に入り単独で内覧に行った場合、実際に買付の申込みを出す段階で「やっぱりここが気になる」「ここもチェックしたい」と、内覧に行っていない方が躊躇してしまうことが多いです。そうして時間をかけてゆっくり決めた結果、満足できる物件が購入できる場合はよいですが、近年は特によい物件ほど速く売れてしまうため、買い逃して後悔される方もいらっしゃいます。
物件を一緒に見て回れば、その過程で自然とご家族の意見がまとまっていきますので、ぜひ内覧は意思決定をされる方みんなで行ってくださいね。