不動産業界を知って上手に家探しをするヒントをまとめた動画「TERASS Channel」の、「賃貸 vs 持ち家。ドットがお得?【1つの答えをお伝えします】」をピックアップしていきます。
今回は、「借りて住み続けるのと買うのはどっちがいい?」という永遠のテーマに一つの答えを出します。先に結論を出すと、
「住宅ローンを組める人に関しては、資産性の高い中古マンションを買っておくと確実にお得です。」
その論拠を住宅ローンの力、資産性の高い中古マンション、賃貸のリスクに分けてお伝えしていきます。
住宅ローンの力
金利が安い
現在、超低金利で住宅ローンが借りられます。長期で組んでも1%などの低い金利で借りることができます。心配であれば、半分は固定金利、半分は変動金利というリスクヘッジも可能です。
住宅ローン控除がある
また、国が進めている住宅ローン控除というものがあります。
【住宅ローン控除】・・・住宅購入時に納める税金が一部免除されるというもの。
新築マンションの場合は10年間で最大400万円の控除、中古マンションの場合は10年間で最大200万円の控除が受けられます。
お得な保険に入れる
また、団体信用保険に自動的に加入することになるので保険に入らなくて良い(保険の支払いをしなくてもいい)ということにもなります。
ただ、住宅ローンの控除はいろんな条件があるので不動産会社に確認しましょう。
資産性が高い中古マンション
なぜ中古マンションなのか
「新築マンションは買った瞬間に価値が下がる」と言われた時代もあります。一概には言えないですが、ただ中古マンションは新築マンションから少しづつ価値が下がっていった状態のものなので、価値がそこから急に価値が下がることは考えにくいです。住宅ローンでお得に買いながらも今後も価値が下がりにくい物件を手にすることが大事です。
今後も価値が下がりにくい物件とは
価値が下がりにくい物件とは、「人口の減らない年の物件」、「多くの人が欲しいと思う物件」です。
多くの人が欲しいと思う物件の条件は以下の3つ。
・駅近
・サイズが大きすぎない
・管理状況が良い物件
資産性の落ちにくい物件を買った場合のシミュレーション
例えば月々家賃を20万円払っている場合、年間240万円になります。5年間で1200万円となった時に同じローン支払いの物件を買った時に5年間でそんなに価値は下がらないと言えることが多いです。賃貸よりも買った方がお得に住めます。
賃貸のリスク
老後のリスク
「65歳を超えると家が借りられない」ということがあります。賃貸会社やオーナーから高齢者1人の入居が断られることがあります。孤独死などがあるとオーナーは迷惑を被ってしまうためリスクヘッジとして高齢者の一人住まいはお断りしていることもあるのです。
持ち家(資産)を持っておくと将来的に自分の住める家が確保できます。老後の蓄えが必要という時には「リバースモーゲージ」といって、自分の家を売却しそのまま賃貸に住むという金融商品もあるので、柔軟に対応することも可能です。
賃貸だけでなく売買でもライフスタイルの変化に沿って住む家を変えられる
また、自分の子供が増えて住み替えなくてはいけなくなった時も人気のある(資産性の高い)マンションを持っておくとスムーズに売却ができます。「資産性が高い=住みたい人が多い」ということなのでそこまで値下がりせずに売ることができるので次の家もしっかり買うことができます。
まとめ
都市部の中古マンションで住宅ローンが組めるのであれば、購入した方が良いです。
詳しい動画はこちらです!↓
賃貸 vs 持ち家。どっちがお得?【1つの答えをお伝えします】|住宅ローンの力は強い|TERASS Channel
また、2020年は買い時なのか?については、こちらの記事でまとめています。ぜひご覧ください。